カキがおいしい。レモンを絞り、好みでポン酢で。土手鍋にしても。
うれしいのは「海のミルク」と呼ばれているほど栄養のかたまり。
冬から春にかけての健康維持に役立ち、心強いスタミナ源に。
カキの中でとくに注目したいのがイカやタコの倍以上に含まれているタウリン。
タウリンはアミノ酸の一種で、成人病の元凶とされる「血中コレステロール値」の上昇を抑え、脂肪の消化吸収を促進する。また、脳下垂体ホルモンの分泌を高める作用があり、神経系統のトラブル改善にも効果を発揮する。
血圧を正常に保ち、視力を強化する作用もある。
一般に貝類にはグリコーゲンが多く含まれているのが、なかでもカキは含有する糖質の50%をグリコーゲンが占めている。グリコーゲンは体内のエネルギーが不足したときに糖質に変化して血液中の糖度調節に使われるため、
疲労回復や体力をつけるのに最適。
さらに、体をつくり支えていくために欠かせない栄養素であるタンパク質のたっぷり。ミネラルや各種ビタミン群も豊富。
お酒を飲むとき、カキを一緒に食べれば肝酵素が活性化されて、二日酔いや悪酔い を予防できる。また、精力増強にも大きな効果を発揮する。たとえばアミノ酸のアルギニンやミネラル分の亜鉛など精力をパワーアップさせる有効成分がたくさん含まれている。
女性の体にも素晴らしい働きをしてくれる。まず鉄分が女性に多い貧血を防止する。とくに妊娠中や授乳期は鉄分が失われやすくなるので、積極的に食べるといい。さらに良質のタンパク質や酸素の流れを助けるビタミンE、ミネラル分のヨードなどの働きで髪をつやつやに、肌を生き生きと整えてくれる。
カキは学生にもうれしい。というのは脳の働きを活性化するのに不可欠なグリコーゲンの宝庫。また、タウリンが神経系統の働きを活性化し、視力の低下を防止してくれる。
写真は当店自慢の”伊良湖のかき”です。